ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

を見る。


今日はレディースデーだったので1000円で見れた。
映画館は女性でいっぱい。当たり前か…


映画館で見るロードオブザリングは大迫力だった。
大迫力の自然が壮大な話をリアリティあふれるものにしているよ。


フロドは結局最後まであまり役に立たなかった。
フロドよりもサムの方がしっかりしてるね。
サムはフロドの庭師だっただけなのに、どうしてあんなにフロドに尽くせるんだろう?
フロドはいい仲間にめぐまれたなあ。


この物語を見て思うことは、「一番弱い人が一番強い」ということ。
逆説的だけど。
フロドよりもアラゴルンの方が強いから、アラゴルンが指輪を捨てた方がいいのでは?と思ってしまうけど、
アラゴルンが指輪を持ってしまったら、彼はきっと「この指輪でゴンドールの王になろう」とか思ってしまって、結局自分も人間の世界も破壊させることになっちゃうんだと思う。


何も持たない、無欲なフロドだったからこの大事業が成し遂げられたんだよね。


昔「項羽と劉邦」か「三国志」か何かで、その人自身はたいした能力を持ってないんだけど、めちゃめちゃ優秀な人が彼の周りに集まったおかげで、その人は王となれた、っていう話を読んだことがある。
どうしてその人の周りに優秀なは人が集まったのかというと、彼の器が大きかったから。
フロドが偉業を成し遂げられたのも、ある意味彼が何も持たない人だったから。
そう考えると、ロードオブザリングもふかいふかーい話のように思えました。