2006-01-01から1年間の記事一覧

包帯クラブ

★☆☆☆☆つまらない。 この本の持つ優しさが嘘臭くてしかたがなく、全く共感できなかった。 残念!

ヒストリアン

★★★☆☆冷戦時代の東欧諸国や中世の雰囲気が醸し出されていて時代を超えて登場人物と旅しているような感じが味わえた。 とても長いんだけど、この本の持つ時代を超えた歴史探訪と著者の歴史にたいする敬意が重厚で長さを吹き飛ばしていたよ。 今話題の『ダウィ…

ちゃんと勉強しようと思ってたのについ『プリマダム』最終回を見てしまった… 発表会は生放送だというし、元宝塚の黒木瞳がどんなバレエを踊るのか興味があって誘惑に負けてしまいました。 発表会のシーンがずいぶん短くて残念だったけど発表会前のドキドキし…

今日の晩御飯。 さわらの西京漬 具だくさんひじき炒め きんぴら 切り干し大根のサラダ キャベツのみそ汁

今日は肉野菜炒めを作ってみた。 ついでにきんぴらも。 難しいと思ってた料理が意外に簡単と判明。 簡単な料理しか作ってないけどね。 豚の角煮とか作れるとすごい感じがするけどあの脂身の塊がなんとも…やな感じがするなあ かぶの味噌煮とかポトフとかつく…

鱈のホイル焼をつくったよ。 今日の晩御飯にする予定。 レシピだとオーブンで30分加熱なのに1時間くらいかかった… フライパンで作った方が早かったな。 でもバターと野菜の汁がスープになっていておいしそう! 今日は簿記二級の試験。 雨だけどがんばるぞ…

沖で待つ

★★★★☆すごく面白かった。 登場人物にちっとも無理がなくて、そのまま、っていう感じがするところがよかった。 ああ、あるある、みたいな。

人の見た目は9割

★★★☆☆ 人を見た目で判断してはいけない、とはよく言われたけど、人は見た目で判断するからこのことがよく言われるわけで、そんなことを教えるぐらいなら「人は見た目で判断するから気をつけろ」といってくれた方がよっぽどいい、っていうくだりがすごく納得…

魔王

★★★☆☆ 伊坂幸太郎さんの話にしては今までと系統が異なる気がした。 政治色が強かった、というか、ファシズムについて熱く語っていた。 ムッソリーニの恋人のスカートを直す強さを持つ人は、自分のなかに評価軸がある人だと思う。

 イルカ

★★★★☆ 妊娠、についての話。 キミコはずっと同棲している女の人がいる五郎との子を結婚しないで産むことにしたけど、 「家族」という常識的な枠にとらわれていないのに、 キミコ、茜ちゃん、五郎との間にすごく家族の絆を感じて、ほのぼのした。 どこに書い…

幸福ロケット 山本幸久

★★☆☆☆『凸凹デイズ』の方が面白かった。 ポプラ社が出しているので子供向けだからかも? この本で1番良かった所は、香な子が転校してしまう小森くんを見送るシーンで、香な子が小森くんに行かないでと駄々をこねた時に言った小森くんの台詞。 「おれがそば…

400円で買えるしあわせ

今日は母の日なので珍しく母にショートケーキをプレゼントした。 普段は顔を会わすとけんかばかりだけどイベントに乗じてプレゼントするのもたまにはいいなと思った。 母の日でなければ誕生日以外プレゼントをあげる機会なんてないもんね。 一緒にいるのから…

I cooked okara. It is troublesome to cut ingreadients little, so I cut those big. The dish is watery, but I think it tastes good.

屋久島ジュウソウ

★★★☆☆ ■なんともさっぱりとした屋久島での旅行記。 でもとても美しいシーンがあって。 それは本編ではなく「slight slight-seeing」の「アフリカの南のほう」のシーンなのだけど、 ■『「こんなに美しいところへ来たのは初めてなのに。ああ、帰りたくない。ず…

エンド・ゲーム

★★★☆☆■「裏返す」「裏返される」の意味がいまいちよくわからず、小説の世界観が謎めいているので あまり恩田陸さんの世界を堪能できず残念。 堪能するには謎めきすぎているように感じた。

ノスフェラスの道

★★★★☆ ■ずっと読んでるグイン・サーガ。 でもマリウスとオクタヴィアが別れる日が来るとは思わなかった。 転落し続けるイシュトが出てこないせいか、比較的ほのぼのとした巻だったと思う。 私もマリウスの歌を聞いてみたいなあ。

超バカの壁

★★★★☆ ■バカの壁が面白かったので、これも読んでみた。 「個性を大切にした、自分らしい仕事などない。仕事は自分の目の前にある穴を埋める作業である。 今の個性を大切にした教育よりも、自分はただの人であることを自覚させることが大事」 って言うところ…

陽気なギャングが地球を回す

★★★★☆ ■面白かった。 小説のあらゆるところに伏線が張ってあり、伏線がハーモニーをかもしだし、最後にぴっちりと 帳尻が合う、マジックのような小説だった。

世界一わかりやすい会計の本です。

■きっと簿記を習っていない人がこれを読んだら難しいのかもしれないけど、 簿記を習った今となっては確かにわかりやすい会計の本だった。

オーデュポンの祈り

★★★★☆ ■デビュー作にしてこの面白さ。 伊坂幸太郎さんの作品ではじめて読んだのは「アヒルと鴨のコインロッカー」だったけど、 それより面白いと思った。 未来を予言し、そしてしゃべるかかしがいる島につれてこられた主人公が、 かかしが殺され、 自分は日…

裸足の1500マイル

★★★☆☆■オーストラリアでアボリジニに対する差別的な政策が実施されていたときに あった実話をベースにした映画。 アボリジニと白人の混血であるため、もしかしたら白人化することが出来るかもしれない、 という傲慢な考えのもと、混血児はアボリジニである方…

象と耳鳴り 恩田陸

★★★☆☆ ■短編のミステリ集 ■この本自体はまあまあ面白いぐらいだったけど、この本で試行錯誤されている往復書簡でのやりとりや、「いかに目撃者があてにならないか」っていうところが後の「ユージニア」とかにつながっていくのかなあと思った。

おしゃれ泥棒

★★★★☆ ■面白かった! これぞ映画って感じ。 映画がまだおとぎばなしであったころの夢物語。 正直オードリーの作品ってかわいいだけであまり面白くないものが多いと思ってたんだけど、これは面白かったよ!映像も美しいし。 時代を超えて賞賛される華の都・パ…

容疑者Xの献身  東野圭吾

★★★☆☆ ■直木賞受賞作。 それまでの作品も結構面白かったことから、直木賞を受賞したこの作品はよほど 面白いんだろうと思って期待していたら、そうでもなかった。■天才的数学者石神は、隣に引っ越してきた母娘家族の母靖子に恋に落ちた。 ただ気配を感じるだ…

Spring has come! Today's whether is strange,so sunny, rain and thunder are mixed. Now April, I'm starting to go school to study accounting. Now, class is easy and to know new thing is interesting.

モンスター

☆☆☆ シャーリーズ・セロンの演技がすばらしかった。 この映画を見ると絶世の美女といわれる彼女の姿がまったく思いつかなくなってしまうよ。 内容も、これが実話に基づいているのかと思うとすごく力のある作品だったと思う。 最後にセルビーとリーが電話で話…

手紙 東野圭吾

☆☆☆ 最近東野圭吾さんづいてますね。 早く白夜行が読みたいです。 この本は『ゲームの名は誘拐』と違って感動させる本でした。 弟の大学への進学費用を工面するために強盗をし、家人に見つかったことから目撃者を殺してしまった兄・剛志。 まじめで頭もよか…

ゲームの名は誘拐 東野圭吾

☆☆☆ 純粋な娯楽作品だった。 樹里(姉)と思っていた娘が実は千春(妹)だったって言うところが予想つかなくて面白かった。 『トキオ』のような泣かせる話かとおもったらそうでなくて少し残念。

ラン・ローラ・ラン

☆☆☆ ガールファイトがサンダンス賞を受賞していて、かつおもしろかったので、同賞を受賞しているこの作品も面白いかなと思ってみてみた。 サンダンス賞ってどういう賞なんだろう?けっこういい評価をしているような気がする。 結構面白かった。 途中でなぜか…

バーバー

☆☆ 思っていたよりまともな話だった。 コーエン監督のものは見たことがなくて、もっと奇想天外というか常識を覆すものを想像していたけれど、因果応報というか、まあ妥当なラインの結末だったね。 何気にスカーレット・ヨハンソンが出てて驚いた。