2005-01-01から1年間の記事一覧

今年面白かった本。 今年は結構本を読んだよなあ… その中でも面白くて印象に残ったものをあげてみました。 対岸の彼女 角田光代 夜のピクニック 恩田陸 幸福な食卓 瀬尾まいこ ナラタージュ 島本理生 沼地のある森を抜けて 梨木香歩 死神の精度 伊坂幸太郎 …

クローサー

☆☆☆☆ ジュード・ロウがかっこよく、ナタリー・ポートマンがかわいかった。 この作品はいろいろなことが意外。 ジュード・ロウっていうイギリス人代表みたいな俳優と アメリカ人代表みたいなジュリア・ロバーツの組み合わせ。 いい子っていうイメージが強かっ…

死神の精度 伊坂幸太郎

☆☆☆☆ 面白かった!! これ本当に伊坂幸太郎が書いたのってぐらい面白かった。 アヒルと鴨のコインロッカーとかラッシュライフはあまりぴんと来なかったんだけど、 この短編集はすごくいい! 伊坂幸太郎のクールで冷徹な文章のなかにほのかな温かみが感じられ…

一千一秒の日々 島本理生

☆☆☆☆ 面白かった。 主役がそれぞれ変わるけど、それぞれがつながりを持っている ある人間関係の中での恋愛短編集。 この人の作品はこってりしてる。 みんなまじめで、一生懸命人を好きになって、 自分や他人をだますことができなくて傷つけあったり、支えあ…

まひるの月を追いかけて 恩田陸

☆☆☆ ふつうだったな。 まひるの月って、存在はあるのに、みんなから気づかれないもの。 この小説でまひるの月は健吾の恋人、つまり静の母? それえとも健吾や静を取り巻く人間関係そのものなのかな。 結末で健吾の恋人がわかるところは、何でこの人が恋人な…

東京奇譚集 村上春樹

☆☆☆☆ …面白い! 予想外に面白かった。 最初の2編、「偶然の旅人」と「ハナレイベイ」がよかったけど、 特に「偶然の旅人」が一番良かった。 後半2編は春樹っぽい作品だったように思う。 偶然の旅人は、奇妙な話の中にも暖かさがあって 春樹っぽくなくて面…

沼地のある森を抜けて 梨木香歩

☆☆☆☆ 面白かった。 梨木香歩さんは、珍しく恋愛っけのない話を書くけど、 これはある一家に代々続いた糠床をめぐる話。 …糠床? と思っていたら、いつの間にか糠床から生命の神秘にまで話が広がる壮大な話だった。 かつてひとつの細胞から生物が生まれて、進…

cookies

Yesterday,parttimer gave us these cookies.Because they quit.Next year,perhaps I will be busy.I'm sorry that they left this company.Not them,but I want to quit!!!

これは母に食べられたキャンドルっていうケーキ。 クイーンアリスにもおんなじ名前のショートケーキがあるよね。 こちらはスポンジがココアかチョコでした。

クリスマスに食べたマンゴーのレアチーズケーキ。 今年は新宿高野のにした。 思ったよりマンゴーが濃厚じゃなかったのが残念。 あっさり味のケーキだった。

メリークリスマス! スーパーで買った霧島産鶏肉。 出来合いのものの二倍の値段だった。出来合いなものは安いお肉ど添加物たっぷりなのかな、でも焼くのめんどくさいなと思って迷ってたらとなりにいたカップルが「ほらこれは安いタイ産の肉とか使ってるんだ…

トレインスポッティング

☆☆☆ 面白かった! もっと気持ち悪い映画なのかと思ったらそんなことなかった。 choose lifeっていう言葉から始まるけど、現代のイギリスの階層社会を鋭く風刺してて新鮮。フランスの暴動騒ぎにも通じるものがあるんじゃないのかな。 ただ座薬型のドラッグを…

モーターサイクル・ダイアリーズ

☆☆ 騒がれてるほど面白くなかったような… 私はゲバラが何をやったのかぼんやりとしかわからないけど、 ともかく正義感が強い人だったんだなあと。思いました。

ラブ・アクチュアリー

☆☆☆ 面白かった。 もっとべったべたのラブストーリーかと思ったら結構さらっとしてて面白かった。 英国首相が女性をめぐってアメリカ首相にけんか売るなんてありえないシーンもあったけど クリスマス前にほのぼのとするいい映画だった。 親がなくなった子が…

花まんま

☆☆ 直木賞受賞で期待してたけど、期待はずれ。 もっとコメディっぽい作品なのかと思ったらかなりブラックだった。 表題作の花まんまが一番好きかな。でもそれほど面白いわけでもないし。「妖精生物」のブラックさにはちょっと引いたなあ。

上と外 恩田陸

☆☆☆☆ 面白い。恩田陸さん超好き。ニコがかっこよかったなあ。ほのかにLOVEだよ。14歳だけど…! スリリングなハリウッド映画のようだったなあ。 南米への旅行、ヘリからの落下、密林に取り残された二人の子供たち。 同時にテロが起きて両親は助けに行けない…

白い巨塔

☆☆☆☆面白かった! 女系家族で山崎豊子さんの面白さに開眼し、同じくドラマ化された 白い巨塔にチャレンジ。 全5巻で、結構ヘヴィだったけど最後感動したよー! 途中4巻ぐらいで相変わらず欲の皮の突っ張りまくった財前教授と 財前教授に一泡ふかすことだけを…

小春日和

近くの公園の紅葉がとてもきれいだったので。 今日はぽかぽかいい天気だ。

旅がらす

同期の飛騨高山土産に旅がらすの最中をもらった。笠は取り外し可!味は普通だった。旅がらすって一人でさすらってる人のこというのかと思ってたけど同期Kは烏だと言い張ってた。ほんとかなあ?Kは前もチョコとココアは原料が違って全く別物って言い張ってた…

北斎展

ただ券をもらったので、友人Nと一緒に上野の国立博物館で北斎展を見に行った。 博物館に着くなり、「北斎展は1時間まちです。」との看板が立っていてびっくり。 どうせ1時間もまたないだろうと思ったらほんとに1時間以上待たされたよ。 ルーブル美術館から『…

あかね空 山本一力

☆☆☆ 江戸時代を舞台にした人情ものということでなんとなく宮部みゆきさんを意識しながら読んだ。 京から江戸へ来た豆腐職人の2代記。 宮部みゆきさんは女の人だからか(?)主要な登場人物みんなが幸せになるようにまとまるけど、 あかね空は、2代連なった…

土の中の子供 中村文則

☆☆ 気分がくらーくなる小説だった。 もういいやって全てを投げ出したくなったときに感じる絶望感、 自分を改善することに疲れたとき、堕ちていくことに惹かれる眩暈のような魅惑が よく描かれていたと思う。 もっと元気なとき、精神的に参ってるときに読めば…

優しい音楽 瀬尾まいこ

☆☆☆ 幸福な食卓の方が面白かったな… 短編が三編収録されてるけど私はさいごのがらくた効果が一番好きかも。 よく者を拾ってくるからってホームレス拾ってくる人はいないだろっていうありえない設定が面白かった。

女系家族 山崎豊子

☆☆☆☆ 面白かった! ドラマ見て最終回見逃して最後どうなったのかなと気になってたけど予想通りだった。でも戸籍抄本見せ亡き嘉造の敵をとる柚の木とぎゃふんと言わされた三人娘と横領を暴かれた宇一の演技をぜひ見たかったなあ。 ドラマも面白かったけど原作…

藁つき納豆。普通の納豆よりおいしい。

起業バカ 渡辺仁

☆☆ 起業ブームといわれているけど、うかつに起業をしたことで悲惨な目にあった人々の話を詳細に綴っている。 ぬるま湯で育ったサラリーマンはうかうか起業するとやけどするぞと。 特にフランチャイズで起業するとバカを見ると力説しているけど、 せっかく起…

図書室の海 恩田陸

☆☆ 一昔前のドラマXファイルを思い起こさせるようなミステリー調の短編集。 短編なのにその世界観が凝縮されていて、どれも短編で終わらせずに 長編でじっくりと書き込まれたものを読みたいと思わせられた。 少し尻切れトンボのような印象があって残念。 こ…

家守綺譚 梨木香歩

☆☆☆ 面白い話だった。 売れないライターが、死んだ親友の家守となって、古い家に暮らす話。 亡霊となって現れる親友、化けて出る狸、漂流する河童、番犬ゴロー、恋をするさるすべり。 あまり起伏はない話だけど、あまりない雰囲気の小説で面白かった。

パンを焼く

雨で外に出れないので珍しくパンを焼いてみた。家にあった小麦ふすまをまぜて少しヘルシー?近くにあったブルーベリーとクランベリーも混ぜる。 前の電子レンジは材料を入れてスイッチを押すだけで翌朝パンが焼けたけど、今のはいちいち混ぜたり発酵させなき…

こうばしい日々 江国香織

☆うーん、不可解な江国作品だった。 何も感じることなく作品を読み終わってしまったな。。。