2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

屋久島ジュウソウ

★★★☆☆ ■なんともさっぱりとした屋久島での旅行記。 でもとても美しいシーンがあって。 それは本編ではなく「slight slight-seeing」の「アフリカの南のほう」のシーンなのだけど、 ■『「こんなに美しいところへ来たのは初めてなのに。ああ、帰りたくない。ず…

エンド・ゲーム

★★★☆☆■「裏返す」「裏返される」の意味がいまいちよくわからず、小説の世界観が謎めいているので あまり恩田陸さんの世界を堪能できず残念。 堪能するには謎めきすぎているように感じた。

ノスフェラスの道

★★★★☆ ■ずっと読んでるグイン・サーガ。 でもマリウスとオクタヴィアが別れる日が来るとは思わなかった。 転落し続けるイシュトが出てこないせいか、比較的ほのぼのとした巻だったと思う。 私もマリウスの歌を聞いてみたいなあ。

超バカの壁

★★★★☆ ■バカの壁が面白かったので、これも読んでみた。 「個性を大切にした、自分らしい仕事などない。仕事は自分の目の前にある穴を埋める作業である。 今の個性を大切にした教育よりも、自分はただの人であることを自覚させることが大事」 って言うところ…

陽気なギャングが地球を回す

★★★★☆ ■面白かった。 小説のあらゆるところに伏線が張ってあり、伏線がハーモニーをかもしだし、最後にぴっちりと 帳尻が合う、マジックのような小説だった。

世界一わかりやすい会計の本です。

■きっと簿記を習っていない人がこれを読んだら難しいのかもしれないけど、 簿記を習った今となっては確かにわかりやすい会計の本だった。

オーデュポンの祈り

★★★★☆ ■デビュー作にしてこの面白さ。 伊坂幸太郎さんの作品ではじめて読んだのは「アヒルと鴨のコインロッカー」だったけど、 それより面白いと思った。 未来を予言し、そしてしゃべるかかしがいる島につれてこられた主人公が、 かかしが殺され、 自分は日…

裸足の1500マイル

★★★☆☆■オーストラリアでアボリジニに対する差別的な政策が実施されていたときに あった実話をベースにした映画。 アボリジニと白人の混血であるため、もしかしたら白人化することが出来るかもしれない、 という傲慢な考えのもと、混血児はアボリジニである方…

象と耳鳴り 恩田陸

★★★☆☆ ■短編のミステリ集 ■この本自体はまあまあ面白いぐらいだったけど、この本で試行錯誤されている往復書簡でのやりとりや、「いかに目撃者があてにならないか」っていうところが後の「ユージニア」とかにつながっていくのかなあと思った。

おしゃれ泥棒

★★★★☆ ■面白かった! これぞ映画って感じ。 映画がまだおとぎばなしであったころの夢物語。 正直オードリーの作品ってかわいいだけであまり面白くないものが多いと思ってたんだけど、これは面白かったよ!映像も美しいし。 時代を超えて賞賛される華の都・パ…

容疑者Xの献身  東野圭吾

★★★☆☆ ■直木賞受賞作。 それまでの作品も結構面白かったことから、直木賞を受賞したこの作品はよほど 面白いんだろうと思って期待していたら、そうでもなかった。■天才的数学者石神は、隣に引っ越してきた母娘家族の母靖子に恋に落ちた。 ただ気配を感じるだ…

Spring has come! Today's whether is strange,so sunny, rain and thunder are mixed. Now April, I'm starting to go school to study accounting. Now, class is easy and to know new thing is interesting.

モンスター

☆☆☆ シャーリーズ・セロンの演技がすばらしかった。 この映画を見ると絶世の美女といわれる彼女の姿がまったく思いつかなくなってしまうよ。 内容も、これが実話に基づいているのかと思うとすごく力のある作品だったと思う。 最後にセルビーとリーが電話で話…

手紙 東野圭吾

☆☆☆ 最近東野圭吾さんづいてますね。 早く白夜行が読みたいです。 この本は『ゲームの名は誘拐』と違って感動させる本でした。 弟の大学への進学費用を工面するために強盗をし、家人に見つかったことから目撃者を殺してしまった兄・剛志。 まじめで頭もよか…

ゲームの名は誘拐 東野圭吾

☆☆☆ 純粋な娯楽作品だった。 樹里(姉)と思っていた娘が実は千春(妹)だったって言うところが予想つかなくて面白かった。 『トキオ』のような泣かせる話かとおもったらそうでなくて少し残念。