あしたはうんと遠くへいこう

あしたはうんと遠くへいこう
最近はまってる角田光代氏の本。


好きな人ができては精神不安定になり
依存したり、浮気したりと幸せをぶち壊さずにはいられない栗原泉
毎回付き合うタイプは違うけれど、
ヒロインは恋に依存中、誰かの中に自分を投射して自分の存在を確認せずにいられない。
付き合うタイプは違っても結末はいつもアンハッピー。
同じことの繰り返しだとわかっていても、
一人でいることの隙間を埋めるために新しい恋人を探さずにいられない。

同じことを繰り返すだけなのに。
どうして恋におちるのだろう。
っていう疑問がこの本ではなく「対岸の彼女」で出ている気がする。
懲りずに恋人を追いかけてスリランカまでいくいずちんの
気持ちが私はよくわからなかった。