クライマーズ・ハイ 横山秀夫

☆☆☆☆


下りるために山に登る、という言葉を残して逝った安西。


その言葉の意味と彼の生き方を追っていた悠木。
しかし、下りようとした彼を日航墜落事件にかかわる中で、彼は下りずに登りつづける人生を選択する。
クライマーズ・ハイ。登りつづける人生。クライマーズ・ハイになれば登りつづけることも苦にならない。


人生ってこんなものなのかな。
普通に生きていくのも大変で、投げ出したいこともたくさんあるけど、最後まで走る続けた人が結局は勝ちなのかもね。
力強い小説でした。面白かった。