アララトの聖母

アララトの聖母 [DVD]
けっこういい映画だった。
トランスカルチャ−の講義を聞いてる感じで大学のこと思い出した。


この映画のテ−マはトルコで起きたアルメニア人の大虐殺。
私はその虐殺をよく知らないけど虐殺の後に何も残らないほどひどかったみたい。
人を殺すだけでなく、そこにある記憶まで奪ってしまうほど。
昔講義である人を殺す際、その人を覚えるいる人も全て殺してしまえばその人が生きていたことを覚えている人はいなくなって、
本当に抹消したことになるって聞いた。
そんな虐殺だったらしい。


普段何気なく滞積されていく記憶とその記憶をどう認識するかを見つめ直すきっかけになった。