2005-06-26 さくら book ☆☆☆ おもしろかった。あんなに輝いていた兄ちゃんが、事故にあってみんなから同情の目で見られるようになってしまった。 天真爛漫で太陽の申し子だったような兄ちゃんが、今は生きるのがつらいという。 神様からのボールを打ち返せないと。兄ちゃんの事故で仲がよかった家族が徐々にバランスを失い、崩壊寸前になったとき、 犬のさくらが死にそうになる。 家族みんなでさくらを抱えて決死のドライブ。そのときに、「神様は、うてへんボールなんてなげてないんや」って思うところが好き。