まひるの月を追いかけて 恩田陸

☆☆☆
まひるの月を追いかけて

ふつうだったな。
まひるの月って、存在はあるのに、みんなから気づかれないもの。
この小説でまひるの月は健吾の恋人、つまり静の母?
それえとも健吾や静を取り巻く人間関係そのものなのかな。
結末で健吾の恋人がわかるところは、何でこの人が恋人なのかがよくわからなかった。
恩田陸さんにしてはあまり面白くなかったけど、
奈良の描写がすごく良くて、奈良に旅しに行きたいなあと思った。