2005-12-29から1日間の記事一覧

クローサー

☆☆☆☆ ジュード・ロウがかっこよく、ナタリー・ポートマンがかわいかった。 この作品はいろいろなことが意外。 ジュード・ロウっていうイギリス人代表みたいな俳優と アメリカ人代表みたいなジュリア・ロバーツの組み合わせ。 いい子っていうイメージが強かっ…

死神の精度 伊坂幸太郎

☆☆☆☆ 面白かった!! これ本当に伊坂幸太郎が書いたのってぐらい面白かった。 アヒルと鴨のコインロッカーとかラッシュライフはあまりぴんと来なかったんだけど、 この短編集はすごくいい! 伊坂幸太郎のクールで冷徹な文章のなかにほのかな温かみが感じられ…

一千一秒の日々 島本理生

☆☆☆☆ 面白かった。 主役がそれぞれ変わるけど、それぞれがつながりを持っている ある人間関係の中での恋愛短編集。 この人の作品はこってりしてる。 みんなまじめで、一生懸命人を好きになって、 自分や他人をだますことができなくて傷つけあったり、支えあ…

まひるの月を追いかけて 恩田陸

☆☆☆ ふつうだったな。 まひるの月って、存在はあるのに、みんなから気づかれないもの。 この小説でまひるの月は健吾の恋人、つまり静の母? それえとも健吾や静を取り巻く人間関係そのものなのかな。 結末で健吾の恋人がわかるところは、何でこの人が恋人な…

東京奇譚集 村上春樹

☆☆☆☆ …面白い! 予想外に面白かった。 最初の2編、「偶然の旅人」と「ハナレイベイ」がよかったけど、 特に「偶然の旅人」が一番良かった。 後半2編は春樹っぽい作品だったように思う。 偶然の旅人は、奇妙な話の中にも暖かさがあって 春樹っぽくなくて面…

沼地のある森を抜けて 梨木香歩

☆☆☆☆ 面白かった。 梨木香歩さんは、珍しく恋愛っけのない話を書くけど、 これはある一家に代々続いた糠床をめぐる話。 …糠床? と思っていたら、いつの間にか糠床から生命の神秘にまで話が広がる壮大な話だった。 かつてひとつの細胞から生物が生まれて、進…

cookies

Yesterday,parttimer gave us these cookies.Because they quit.Next year,perhaps I will be busy.I'm sorry that they left this company.Not them,but I want to quit!!!