アッコちゃんの時代 林真理子

☆☆☆
アッコちゃんの時代

面白かった。
バブルの時代に金持ちの男を手玉にとって「魔性の女」と呼ばれたアッコちゃんの半世紀をつづる本。
バブルの時代ってこんなんやったんやね。
今と違う…大体会社のなかにいるバブル時代に入社した人たちってバカな人が多い気がする…


女としての今までの私の生き方を見つめ直すいいきっかけになったよ(笑)
私は今まで自分ががんばることしか眼中になくて、バリバリのキャリアウーマンになることしか考えなかったけど(でも実際はそうなれなかったけど)
こういう風に女であることを武器に、いい男を捕まえて幸せになる方法もあるんだなと思った。
そしてそういう生き方の方が楽だし、楽しそうだとも。
同期の女の子で結婚予定の人がトヨタで、名古屋に引っ越すから辞めた子がいたけど、
寿退社…楽でいいな…
こっちは手に職をつけようと公認会計士だの留学だの血眼になっているというのに。脱力ですな…
私もアッコちゃんみたいな魔性の女になってみたいです。