古道具 中野商店

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古道具 中野商店
世の中は動けど、中野商店では時の流れが止まっている。
そんな、時の流れが止まった、だらだらとのんびりとした中野商店で
働く人たちとその周りの人たちの話。


そのマイペースさが楽しかった。
中野商店が閉店して、従業員のタケオとヒトミは違う会社に勤めるようになって、
二人が偶然再会したとき、タケオが「ヒトミさんが化粧してる・・・」って
言ったシーンが中野商店のまったり感をよく表しててなんか好き。

渋谷で働く社長の告白

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渋谷ではたらく社長の告白
面白い。ホリエモンの書いた本より面白い。
ホリエモンの本は会社の社長としての宣伝効果としてやめたほうがいいんじゃないかと思うぐらい
印象が悪かったけど、この本は藤田社長がどんなにがんばってきたかを素直に出してて
好印象。


でも、社長になるために親友と別れたり、恩師を裏切ったりとか結構シビアなこともしているけど、
それを捨てても「21世紀を代表する会社を作る」という夢に突っ走れるところがすごいなと思った。
他人に何を言われても揺るぎのない信念を持てるから、サイバーエージェント
今も存続してるんだろうなあ。。。

藤田社長にとって仕事は楽しいことで、なぜ楽しいかというと仕事を通してかなえたい夢があるから。
夢を実現するための行動力にまじ脱帽。
私も仕事を楽しくするために行動を起こそう。

プロ論。

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プロ論。
読んでみて、サラリーマンが誰一人として取材されていないことにおどろいた。
みんなスポーツ選手とか作家とか、独立して活動している人たち。
仕事を楽しくするには、独立する事が大事ってことを表してるのかなあっておもった。
13歳のハローワークでも「サラリーマン」って言う職業は取り上げられてないしね。

この本で一番印象に残った一言は、映画監督の北村龍平氏の
「死んだ顔して生きてるんなら、死ね」。
強烈です。

日本のお金持ち研究


日本のお金持ち研究

結構ありきたりで目新しくない感じ。
弁護士は世間で思われているほど高収入でないと。
日本のお金持ちは大企業のサラリーマン社長や重役ではなく、
ホリエモンや藤田社長のような大きなリスクを乗り越えた人々であることが多いということでした。