2006-04-27から1日間の記事一覧

屋久島ジュウソウ

★★★☆☆ ■なんともさっぱりとした屋久島での旅行記。 でもとても美しいシーンがあって。 それは本編ではなく「slight slight-seeing」の「アフリカの南のほう」のシーンなのだけど、 ■『「こんなに美しいところへ来たのは初めてなのに。ああ、帰りたくない。ず…

エンド・ゲーム

★★★☆☆■「裏返す」「裏返される」の意味がいまいちよくわからず、小説の世界観が謎めいているので あまり恩田陸さんの世界を堪能できず残念。 堪能するには謎めきすぎているように感じた。

ノスフェラスの道

★★★★☆ ■ずっと読んでるグイン・サーガ。 でもマリウスとオクタヴィアが別れる日が来るとは思わなかった。 転落し続けるイシュトが出てこないせいか、比較的ほのぼのとした巻だったと思う。 私もマリウスの歌を聞いてみたいなあ。

超バカの壁

★★★★☆ ■バカの壁が面白かったので、これも読んでみた。 「個性を大切にした、自分らしい仕事などない。仕事は自分の目の前にある穴を埋める作業である。 今の個性を大切にした教育よりも、自分はただの人であることを自覚させることが大事」 って言うところ…

陽気なギャングが地球を回す

★★★★☆ ■面白かった。 小説のあらゆるところに伏線が張ってあり、伏線がハーモニーをかもしだし、最後にぴっちりと 帳尻が合う、マジックのような小説だった。

世界一わかりやすい会計の本です。

■きっと簿記を習っていない人がこれを読んだら難しいのかもしれないけど、 簿記を習った今となっては確かにわかりやすい会計の本だった。

オーデュポンの祈り

★★★★☆ ■デビュー作にしてこの面白さ。 伊坂幸太郎さんの作品ではじめて読んだのは「アヒルと鴨のコインロッカー」だったけど、 それより面白いと思った。 未来を予言し、そしてしゃべるかかしがいる島につれてこられた主人公が、 かかしが殺され、 自分は日…

裸足の1500マイル

★★★☆☆■オーストラリアでアボリジニに対する差別的な政策が実施されていたときに あった実話をベースにした映画。 アボリジニと白人の混血であるため、もしかしたら白人化することが出来るかもしれない、 という傲慢な考えのもと、混血児はアボリジニである方…